BuddyBoggyの日記

徒然なるままに

読書感想 そして、バトンは渡された 瀬尾まいこさん

前評判は高かった(はず) 本屋大賞にハズレはない、、、、だから、きっとこれも面白いはず。 そう思って読み始めたのですが、面白くないとまでは言わないが、フツーという感じ。 映画にもなったし 映画にもなったし、前に読んだ「夜明けのすべて」は面白か…

読書感想 夜明けのすべて 瀬尾まいこさん

ヒトには理解されにくい2人 パニック障害とPMSの2人の物語、お互いに他人には言えない苦しさと隣り合わせで生きている。自分もパニック障害やPMSの事は全く知らなかったので、この2人の生きづらさは、分からないなりにも、大変さが想像できました。 苦しさを…

読書感想 かけら 青山七恵さん

何て言ったらいいのか… 本を読んで、こんな気分は初めてかもしれない。 読後感が、フワフワ漂っていて、自分で掴めない不思議な感じ。 面白かったか? 面白いとか、面白くないとか、そういう次元とは全くかけ離れた本なのかも。 手触り感が無く、取り残され…

読書感想 あなたは、誰かの大切なひと 原田マハさん

読んだ後、ほんのりと心が温かくなる、そんな物語り6編から成る本です。 きっと、つながっている 家族と、恋人と、そして友達と、きっと、つながっている… そんな事が、なかなか信じられない状況が周りに一杯あるけど、でもきっと繋がっているんだと信じたい…

読書感想 ふたつのしるし 宮下奈都さん

2人だけに分かるしるし、赤い糸 きっとどこかに、2人だけが分かるしるしを持っている人が居る、2人は生まれる前から繋がっていて、何も言わなくても分かり合える、そういう人(相手)がきっと居る、そんな希望を持たせてくれる本でした。 周りと少し違う、で…

読書感想 笹の舟で海をわたる 角田光代さん

やっぱり、角田光代さんは、何とも言えず、重くて、心に響きますね… 過去から未来、流れゆく人生 子供の頃の戦争時の疎開体験から、2人の女性と家族が織りなす物語。 老年になり、振り返ることが多くなった人生に「たられば」は意味を持たないけれど、考えざ…

読書感想 フーガはユーガ 著者:伊坂幸太郎さん

やっぱり、伊坂さんは 久々の伊坂さん、やっぱり読後にモヤモヤ感(笑) すっきりしないんだけど、それが不快ではないという不思議な感じ。 双子の話 フーガとユーガの双子の話、ネタバレは避けたいので、あまり内容は書きません。 楽しいこと、辛いことを、…

読書感想 平場の月 著者:朝倉かすみさん

同世代である50歳を少し越えた、青砥さんと須藤さんという男女の些細なやりとりの話。 ガツガツしてなくて、さりげなくて、それでも枯れてなくて… そう、そこなんだよ 2人の会話の中に、「そう、そこなんだよな」っていう想いが、何度もあって。 最後は、切…